安藤林業について
安藤林業について
山林の所有者や森林組合、自治体などからの依頼で、山の手入れや木材の伐採、運搬から植林まで山林の管理に関するあらゆる作業を行っています。
特に架線集材というワイヤーを使って山から材木を降ろす作業は、幅広い知識と高度な操作技術が必要な作業です。
国土の7割を占める自然豊かな山々が私たちのワークフィールドです。 ただし、伐採作業ひとつとってみても環境や地形などの条件によりその作業内容は変わります。林業従事者は山での作業を知り尽くした、プロフェッショナル集団なのです。
未経験の方は、最初はチェーンソーの目立てや、重機や大型トラックに乗れるように練習するところから始めます。
林業の仕事は、地ごしらえから集材までさまざまな作業があり、 私たちは、集材する際に「架線集材」という方法を取り入れています。
この架線集材とは、傾斜が大きく、重機などが入れない山林の樹木を伐採する時に使われる方法で、 ワイヤーの長さは約1㎞ほども対応でき、吊り下げて運ぶため、複雑な地形の場所での搬出作業に威力を発揮します。
ワイヤロープを空中に張り、組み立てた集材装置を使って材を集めるこの方法は、 ワイヤーを張る角度や位置など、長年の訓練や、経験がないとできない職人技でもあります。 地形が急峻で、道が少ない日本の森林では、この技術がとても必要ですが、できる人が少ないのが現状です。
その技術を身に着けるには、10年はかかると言われる架線集材。 私たちと一緒に、この技術を身に着け、日本の山を守っていきませんか?